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日高の子どもたちが描く馬の世界!「ひだか馬の絵コンテスト」入賞作品展示会が開催

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アート・絵画・工芸
絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
プレスリリースより

北海道日高地方は、国内軽種馬生産の8割を占める世界有数の馬産地として知られている。この地域の馬文化をさらに育てるため、北海道日高振興局が主催する「ひだか馬の絵コンテスト」の入賞作品展示会が開催されることとなった。

このコンテストは、子どもたちに馬への親しみや関心を持ってもらうことを目的に、平成16年度から毎年開催されている。今年度は5月13日から9月30日までの期間に作品を募集し、日高管内および東胆振地域の小学校13校から、合計101点もの力作が寄せられた。

展示会では、これらの応募作品の中から選ばれた11点の入賞作品が展示される。馬を愛する子どもたちの感性豊かな作品を通じて、地域の人々がより身近に馬を感じ、日高の馬文化への理解を深める機会となることが期待されている。

日高地方は、その地理的特徴から馬の飼育に適した環境を有している。日高山脈と太平洋に挟まれたこの地域は、豊かな自然と広大な牧草地に恵まれ、馬の生育に理想的な条件を備えている。このような環境が、日本の競馬産業を支える優れた軽種馬の生産地としての地位を確立させた要因の一つとなっている。

「ひだか馬の絵コンテスト」は、こうした地域の特色を活かしながら、次世代を担う子どもたちに馬との関わりを持ってもらう貴重な機会を提供している。絵を描くという創造的な活動を通じて、子どもたちは馬の魅力や重要性を自然と学んでいくのだ。

展示会の開催は、単に入賞作品を披露するだけでなく、地域全体で馬文化を共有し、育んでいく場としても重要な役割を果たしている。来場者は子どもたちの純粋な視点で描かれた馬の姿を通して、改めて日高地方と馬との深い結びつきを実感することができるだろう。

馬産業が地域経済の重要な柱となっている日高地方にとって、このような文化的な取り組みは、産業の持続可能性を高める上でも大きな意義がある。未来を担う子どもたちが馬に対する愛着を育むことは、長期的には地域の馬産業の発展にもつながっていくことだろう。

日高の豊かな自然と、そこで育まれる馬たちの姿を、子どもたちの眼差しを通して感じられるこの展示会。馬好きはもちろん、芸術愛好家や家族連れにとっても、心温まる素晴らしい体験となることは間違いない。ぜひ足を運んで、日高の馬文化の魅力に触れてみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000653.000088209.html