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銀座の名店・和光で開催!山本容子の50年の軌跡を辿る特別展「愛めぐりの詩」が見逃せない理由

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絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
「星めぐりの歌」制作年:1998年、シリーズ:『エンジェルズ・アイ』、ソフトグランド・エッチング、手彩色、サイズ:14×39㎝(プレスリリースより)

銀座の老舗・和光が、銅版画家・山本容子氏の画業50周年を記念した特別展「50th Anniversary 山本容子展 愛めぐりの詩(うた)」を2月13日から24日まで開催する。本展は、山本氏の和光での4回目となる個展で、「祈りと癒し」をテーマに、25周年の節目に制作された『エンジェルズ・アイ』シリーズから最新作『哀しいカフェのバラード』まで、愛の多様な形を表現した作品群が展示される。

山本容子氏は、1952年埼玉県生まれ、大阪府育ちの芸術家だ。京都市立芸術大学西洋画専攻科を修了後、日本現代版画大賞展西武賞や講談社出版文化賞ブックデザイン賞など、数々の賞を受賞。その独特な銅版画の世界は、都会的で軽快洒脱な色彩が特徴で、絵画に音楽や詩を融合させた独自のスタイルを確立している。

本展では、山本氏の50年にわたる画業の集大成ともいえる作品が一堂に会する。来場者は、重層的な愛の形を表現した作品を通じて、心の静けさを求める旅に出られるだろう。また、2月14日にはサイン会も予定されており、先着50名限定で整理券が配布される。さらに、同日夜には抽選制のナイトギャラリーツアーも開催予定だ。

展示会場となるのは、セイコーハウスホール(旧和光ホール)。入場は無料で、11時から19時まで開場している。最終日は17時までとなるので注意が必要だ。また、セイコーグループの新たな発信拠点として生まれ変わったこのホールで、山本容子氏の作品がどのように展示されるのか、そのキュレーションにも注目が集まっている。

山本容子氏の作品は、書籍の装幀や挿画でも広く知られているが、近年では医療現場での壁画制作「ホスピタル・アート」にも取り組んでおり、その活動の幅広さも魅力の一つだ。今回の展示では、そんな多彩な才能を持つ山本氏の50年の軌跡を、一度に体感できる貴重な機会となるだろう。

芸術愛好家はもちろん、都会の喧騒から離れて心の静けさを求める人々にとっても、この展示会は見逃せない。銀座の街並みと調和しつつ、独自の世界観を持つ山本容子氏の作品群は、きっと訪れる人々の心に深い印象を残すことだろう。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000266.000025779.html