【箱根の美術館】印象派から現代アートまで!色彩の秘密に迫る展覧会が開催中
神奈川県箱根町のポーラ美術館で、色彩をテーマにした特別展「カラーズ ― 色の秘密にせまる 印象派から現代アートへ」が開催中だ。2025年5月18日まで続くこの展覧会では、19世紀の印象派から現代アートまで、色彩表現の歴史を辿る貴重な機会となっている。
展示は、光の色を探求した杉本博司の「Opticks」シリーズをプロローグに、2部構成で展開される。第1部「光と色の実験」では、モネやマティスなど印象派からモダンアートの巨匠たちの作品が並ぶ。第2部「色彩の現在」では、草間彌生やヴォルフガング・ティルマンスなど、現代アートの最前線で活躍する作家たちの作品が展示されている。
注目すべきは、ポーラ美術館が新たに収蔵した11点の作品が初公開されることだ。藤田嗣治の《キュビスムの女》やダン・フレイヴィンの《無題(ドナに)5a》など、近現代美術史を彩る重要作品が含まれている。
また、展覧会に合わせて、色とりどりのミュージアムグッズも販売される。ティルマンスの作品をプリントしたTシャツや、マザーハウスとコラボレーションした「カラーズ チョコレート」など、アート好きにはたまらないアイテムが揃う。
さらに、2025年2月11日には、杉本博司が設計を手がけた小田原文化財団 江之浦測候所とポーラ美術館を巡る特別バスツアーも企画されている。美術と建築の両面から色彩の世界を体験できる貴重な機会だ。
入館料は大人2,200円、大学・高校生1,700円。中学生以下は無料となっている。開館時間は午前9時から午後5時まで。豊かな自然に囲まれた箱根で、色彩の魅力に浸る特別な一日を過ごしてみてはいかがだろうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000151.000026617.html