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阪神・淡路大震災30年、高槻市で特別企画展 - "神戸の壁"が語る震災の記憶と防災の大切さ

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作文・エッセイ
ノンフィクション
報道発表
プレスリリースより

阪神・淡路大震災から30年の節目を迎える2025年1月、高槻市の安満遺跡公園で特別な企画展が開催される。「阪神・淡路大震災企画展」と題されたこのイベントは、震災の記憶を風化させず、防災意識を高めることを目的としている。

展示の目玉となるのは、神戸市長田区で火災に遭いながらも焼け残った「神戸の壁」の写真だ。昭和2年頃に公設市場の延焼防火壁として建設されたこの壁は、震災の猛威をくぐり抜け、今も当時の惨状を物語る貴重な証言者となっている。

会場では、被災当時の仮設住宅の写真や、発災時の住民による救援活動の様子を捉えたニュース映像の画像など、約70点の展示物が来場者を待っている。これらの展示を通じて、震災の実態と教訓を次世代に伝える試みが行われる。

企画を担当する「安満人倶楽部防災グループ」のメンバーで防災士の小副川さんは、「日頃の備えの重要性について考えていただく機会にしてもらい、いつ起こるかわからない大規模な災害時に命を落とす人を一人でも減らしたい」と、イベントへの思いを語った。

展示会は2025年1月17日から19日まで、安満遺跡公園パークセンターで開催される。入場は無料で、防災グッズの展示なども予定されている。JR高槻駅から徒歩約13分、阪急高槻市駅から徒歩約10分の場所にある会場へのアクセスも便利だ。

震災を経験していない若い世代にとっても、この企画展は防災意識を高める貴重な機会となるだろう。過去の教訓を学び、未来の備えにつなげる。そんな思いを込めた特別な3日間が、高槻市で幕を開ける。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000552.000118013.html