注目の5人が集結!現代美術の息吹を感じる【Brunn Breath 2025】開催
現代美術の新たな潮流を感じさせる企画展【Brunn Breath 2025】が、2025年1月15日から2月16日まで東京・八王子のBrainBrunnGALLERYで開催される。本展では、ギャラリー主催のアワード「BrainBrunn ART AWARD」の歴代入選作家から選りすぐりの5名が一堂に会し、それぞれの視点から生み出された唯一無二の作品を披露する。
出展作家には、自閉スペクトラム症を持つアーティスト・岩本愛、ゴミや不要品を素材に用いる榎本大翔、怪獣への憧れを作品化する辻宣、イタリア出身で日本を拠点に活動するFederico Bartoli、そして60代のベテラン画家・村田幹男が名を連ねる。彼らの多様な表現は、「現代美術とは何か」という本質的な問いを鑑賞者に投げかける。
岩本愛の作品は、脳が夢中になることを心地よい表現方法で描き出す。榎本大翔は日常生活の中で集めた素材を用い、芸術表現の価値や境界線を探る。辻宣は石粉粘土を使って、自身の理想とする怪獣の姿を具現化。Federico Bartoliは明るい色使いと遊び心あふれる細部で、ポジティブな感情を表現。村田幹男は絵画の枠を超えた作品で、未来の空間まで届く波動を生み出そうとしている。
また、同時開催として1Fミニギャラリー「LilbrunnGALLERY」では、BBAA2024リルブルン賞受賞作家Comic9の初個展【COMIC SHOW 真っ直ぐにひねくれている】も開催。合板とアクリル板を積層させた立体作品で、独自の世界観を表現する。
入場は無料で、予約すれば優先的に鑑賞できる。現代美術の最前線に触れられる貴重な機会となりそうだ。アートファンはもちろん、現代社会を映し出す鏡としての美術に関心がある方にもおすすめの展覧会といえるだろう。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000081745.html