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村田沙耶香の新作『世界99』が話題沸騰!ディストピア小説の全貌とイベント情報を一挙公開

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報道発表
村田沙耶香・著『世界99』上・下巻カバー/集英社(プレスリリースより)

人気作家・村田沙耶香の最新作『世界99』が、2025年3月5日に上下巻同時発売されることが決定した。本作は「すばる」での長期連載を経て書籍化された、著者初の長編ディストピア小説だ。

『世界99』の世界観は、謎の生き物「ピョコルン」を軸に展開する。主人公の如月空子は、コミュニティごとに適した人格を作り上げる能力を持つ「性格のない人間」として描かれる。社会の変容とともに進化するピョコルンの存在が、人類の未来にどのような影響を与えるのか。村田沙耶香ならではの斬新な視点で描かれる物語に、読者の期待が高まっている。

発売に先駆け、さまざまなプロモーション企画が進行中だ。特設サイトでは冒頭の試し読みや著者によるPVが公開予定。また、短編コミカライズや人気YouTubeチャンネル「ほんタメ」とのコラボ動画も制作されている。

注目すべきは、3月14日に開催される著者登壇のトークイベント「村田沙耶香の〈世界〉」だ。村田沙耶香氏本人に加え、作家・翻訳家の辛島デイヴィッド氏、早稲田大学准教授の由尾瞳氏を迎え、村田ワールドについて深く掘り下げる。海外での経験や執筆過程など、貴重な話を聞ける機会となりそうだ。

『世界99』は、上下巻各432ページ、定価各2,420円(税込)で発売される。村田沙耶香の全てが詰まった本作は、国内外から熱い注目を集めている。独自の世界観と鋭い洞察力で描かれる新たなディストピア小説が、どのような読書体験をもたらすのか。発売日が待ち遠しい作品となっている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000692.000011454.html