注目のセラミックアーティスト、須藤圭太の個展が表参道CIBONEで開催!土を"粧す"独創的な作品群に迫る
![](https://dfu5tnchbcr8f.cloudfront.net/strapi/article_35553_keyvisual_7ad91f32ba.jpeg?format=webp&width=3840)
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茨城を拠点に活動するセラミックアーティスト、須藤圭太の国内初個展が、2025年2月15日から3月2日まで表参道のCIBONEで開催される。「土粧かし - Tsuchi Mekashi -」と題された本展では、MYOとDressという2つの異なるシリーズが展示される。
須藤圭太は1982年茨城県生まれ。美術大学で陶芸とアートを学び、スイス留学を経て、現在は茨城に工房を構えている。漫画、音楽、ファッションカルチャーから影響を受けた独自の作品で注目を集めている。
Dressシリーズは、従来のうつわの概念を覆す斬新な作品群だ。大胆に崩された形状に、繊細な鋲の並びと張り巡らされた糸が、まるでオートクチュールのドレスのように仕立てられている。機能性を排除し、陶の塊に新たな美の価値を纏わせる、複雑かつ魅惑的な作品となっている。
一方、MYOシリーズは、幾何学的に計算された文様が陶に彫り込まれた作品群だ。まるで神聖なタトゥーのように、ストイックに刻まれた模様は、シンプルな器の造形を尊重しつつ、土への敬意を表現している。両シリーズとも、土という素材本来の美を引き出す、アーティストの探究心が感じられる。
CIBONEは「New Antiques, New Classics」をコンセプトに、長い時間軸で「モノとつきあう」ことを提案するライフエディトリアルストア。東京とブルックリンを拠点に、独自の視点で選んだ魅力的なアイテムを紹介している。今回の須藤圭太展も、そんなCIBONEの姿勢を体現するイベントといえるだろう。
土の温もりと陶の筋骨、そして作家の繊細で神聖な手仕事。須藤圭太のストイックな美への探究を、直に体感できる貴重な機会となりそうだ。アート愛好家はもちろん、陶芸や現代アートに興味のある方にとって、見逃せない展覧会となるだろう。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000620.000036230.html