日本のロック史を彩る400点以上!目黒区美術館で「幻のポスター展」開催
![](https://dfu5tnchbcr8f.cloudfront.net/strapi/article_35557_keyvisual_1484a05603.jpeg?format=webp&width=3840)
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日本のロック音楽シーンを彩った貴重なポスターが一堂に会する展覧会が、2025年2月19日から23日まで目黒区美術館区民ギャラリーで開催される。「井出靖が収集した日本のロックポスター展 -1969年から1986年まで-」と題されたこの展示会は、日本のロック文化の黎明期から成熟期までを網羅する、まさに「タイムカプセル」のような内容だ。
展示されるポスターは、1960年代後半から1986年頃までの約400点以上。ロック、パンク、フォーク、ソウル、ブルースなど、多岐にわたるジャンルのアーティストや、伝説的なライブイベントのポスターが勢揃いする。RCサクセション、ザ・ルースターズ、萩原健一、佐野元春、はっぴいえんどなど、日本の音楽史に名を刻んだアーティストたちの姿を、当時のデザインで楽しむことができる。
本展の見どころは、単にポスターを展示するだけでなく、約300平米の空間を贅沢に使用し、まるでタイムスリップしたかのような没入感を味わえる点だ。来場者は、日本のロック文化が成熟していく過程を、視覚的に体験できるだろう。
また、展覧会に合わせて公式図録「JAPANESE MUSIC POSTER SCRAP -ROCK-」も販売される。442点のポスターを撮り下ろした全415ページの大作で、ファッションブランド「UNDERCOVER」の高橋盾氏は「国宝級の資料」と絶賛している。
入場料は1,000円。図録付きチケットは5,400円で、会場で図録を受け取ることができる。駐車場はないため、公共交通機関の利用が推奨される。日本の音楽文化に興味がある方はもちろん、デザインや広告の歴史に関心のある方にとっても、見逃せない貴重な機会となりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000013053.html