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世界初!3Dプリンタでカスタマイズ可能な磁器『Corcelain』が登場 - 伝統工芸と最新技術の融合

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報道発表
プレスリリースより

佐賀県嬉野市の肥前吉田焼窯元「224 Porcelain」と発明家・高橋鴻介氏が共同開発した、世界初となる3Dプリンタでカスタマイズ可能なネジ穴付きの磁器『Corcelain(コーセリン)』が2025年2月14日より予約販売を開始した。

Corcelainは、400年の伝統を持つ肥前吉田焼の技術と最新のデジタル加工技術を融合させた画期的な製品だ。器の底面にネジ穴が施されており、ユーザーが3Dプリンタで作成した拡張パーツを取り付けることで、自由自在にカスタマイズすることができる。

この製品は「Co-creation Porcelain(共創のための磁器)」をコンセプトに掲げており、使い手の想像力次第で無限の可能性を秘めている。カップや植木鉢、おもちゃなど、用途は使う人のアイデア次第で広がっていく。

Corcelainは、Circle、Triangle、Squareの3種類のシリーズがあり、各3,200円(税別)で販売される。予約販売期間中は10%オフのセールを実施している。

また、製品の発売と同時に、世界的な3Dプリンタユーザー/メイカーコミュニティであるMakerWorldと協働し、Corcelainを用いたデザインコンテスト「MakerWorld x Corcelain」も開催される。このコンテストでは、Corcelainのオープンデータを活用し、拡張パーツをデザインすることで参加が可能だ。

さらに、2月14日からオランダ・ロッテルダムで開催される展示会「OBJECT Rotterdam」にてCorcelainが初展示される。オランダ在住のデザイナーとのコラボレーションから生まれた作品も同時公開される予定だ。

Corcelainは、伝統工芸とデジタルクラフトをつなぎ、伝統工芸産業と若いクリエイターとの間にコラボレーションを生み出す挑戦的な取り組みだ。400年の歴史を持つ肥前吉田焼の次の100年に向けたプロジェクト「よしださんち。」の一環として生まれたこの製品が、伝統工芸の新たな可能性を切り開くことが期待される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000142547.html