「スーパーバグ!」が大賞に!第3回Board Game Japanカップで注目のボードゲーム10作品が決定
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ボードゲーム界に新たな風を吹き込む注目のコンテスト「第3回Board Game Japanカップ」の結果が発表された。NPO法人Board Game Japanが主催するこのコンテストは、アマチュアクリエイターによる独創的なボードゲーム作品を発掘し、表彰することを目的としている。
今回のコンテストでは、クリエイター部門に81作品、ジュニアクリエイター部門に12作品の応募があり、厳正な審査の結果、計10作品が入賞を果たした。中でも注目を集めたのは、クリエイター部門で大賞を受賞した「スーパーバグ!」だ。
「スーパーバグ!」は、感染症や抗菌薬についての理解を深めるゲームとして高く評価された。シンプルながらも細やかなルールが、現代社会で重要性を増す感染症対策の知識習得に繋がるという点が審査員の心を掴んだ。
他の入賞作品も、それぞれユニークな特徴を持っている。「俺の最高の友達を紹介するぜ!」はコミュニケーション能力向上を、「ダストシュート」はゴミの分別を楽しく学べるゲームとして注目を集めた。また、「EIYO HERO(エイヨウヒーロー)」は栄養素をキャラクター化し、直感的に栄養バランスを学べる工夫が施されている。
ジュニアクリエイター部門では、「気温あげま戦隊 CO2サクゲンジャー」が気候変動問題を題材にしたユニークな作品として評価された。小中学生による作品とは思えない完成度の高さが印象的だ。
入賞作品の表彰式は、3月8日に横浜みなとみらいで開催される「Play & Learn 2025(#03)」にて行われる予定だ。ボードゲーム愛好家はもちろん、教育関係者や企業の人事担当者にとっても、新しい学びの形を発見できる貴重な機会となりそうだ。
Board Game Japanは今後も、このようなコンテストを通じてアマチュアクリエイターの支援と、ボードゲームの社会的認知度向上に努めていく。日本発のボードゲームが世界に羽ばたく日も、そう遠くないかもしれない。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000114684.html