現代アートと古典文学の融合!5人の絵師が描く「源氏物語」の世界、限定浮世絵コレクション発売


日本文学の傑作「源氏物語」と浮世絵の世界が、現代アートの視点で蘇る。株式会社版三が手掛ける「現代の源氏絵と浮世絵」コレクションが、2月17日からオンラインショップ「浮世絵工房」で発売開始となった。
このコレクションは、個性豊かな5人の現代絵師たちが、それぞれ2点ずつ書き下ろした計10作品で構成されている。越前和紙の産地であり、紫式部ゆかりの地でもある福井県越前市で開催される展覧会「源氏絵と浮世絵」の関連企画として誕生した。
出雲、江幡喜之、塩崎顕、猫星光、山崎杉夫という5人の絵師たちが、それぞれの独自の画風と表現力を駆使して「源氏物語」の世界を描き出している。光源氏や紫の上の肖像画、現代的解釈を加えた源氏絵、そして「源氏物語」にインスパイアされた斬新な作品まで、多彩な作品が揃う。
各作品は限定100部で、ジークレー版画技法を用いて制作されている。使用されている和紙は、越前和紙の老舗・岩野平三郎製紙所の純手漉和紙(鳥の子紙)。伝統と現代アートが見事に融合した逸品だ。
株式会社版三は、浮世絵の伝統技術を守りながら、新しい表現に挑戦し続けている。本コレクションもその一環であり、古典文学と現代アートの出会いが生み出す新たな魅力を堪能できる。
日本文化の粋を現代に伝える「現代の源氏絵と浮世絵」コレクション。芸術愛好家はもちろん、日本文学や浮世絵に興味を持つ人々にとって、見逃せない逸品となりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000088.000031094.html