芥川賞受賞作品が全文掲載!『文藝春秋』三月特別号で文学の世界に浸る
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『文藝春秋』三月特別号が2月10日に発売された。今回の特別号では、第172回芥川賞を受賞した2作品が全文掲載されるという豪華な内容だ。
注目の受賞作は、安堂ホセ氏の「DTOPIA(デートピア)」と鈴木結生氏の「ゲーテはすべてを言った」。前者は恋愛ゲームを勝ち抜く謎の男「Mr.東京」の冒険譚、後者は学者一家の名言をめぐる謎解きミステリーと、対照的な作品が選ばれた。
両作品の全文掲載に加え、受賞者インタビューも収録。安堂氏は恋愛リアリティショーを舞台に選んだ理由を、鈴木氏は「大江さんと同じ年齢で受賞できやしないか」という思いを語っている。さらに、松浦寿輝氏や島田雅彦氏をはじめとする選考委員9名の選評も掲載されており、文学賞の裏側を垣間見ることができる。
また、本号では新連載「No time for doubt 大谷翔平と2016年のファイターズ」もスタート。ノンフィクション作家の鈴木忠平氏が、世界の「SHOHEI」誕生の秘話に迫る。日本ハム日本一の年、大谷翔平が5年後、10年後を見据えてひたむきに努力していた姿が描かれるという。
その他にも、日枝久フジサンケイグループ代表への引退勧告や、大腿骨骨折の予防法、日産とホンダの経営統合の可能性、秋篠宮の「いじめ発言」を巡る大座談会など、時事問題から文化、スポーツまで幅広いテーマを取り上げている。
文学、ジャーナリズム、エンターテインメントが融合した『文藝春秋』三月特別号。1,750円(税込)で、この充実した内容を楽しめるのはお得と言えるだろう。文学愛好家はもちろん、幅広い教養を身につけたい読者にもおすすめの一冊だ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000601.000043732.html