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注目の中国人建築家が日本初講演!持続可能な建築の未来を語る

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デザイン
建築・設計・景観デザイン
報道発表
プレスリリースより

建築界で注目を集める中国人建築家、徐甜甜氏が日本初の単独講演会を開催する。公益財団法人国際文化会館が主催するこの講演会は、2025年3月7日に東京で行われる。徐氏は2023年に持続可能な建築分野で国際的な賞を受賞しており、今回の講演では「万物~生きたシステムとしての建築」をテーマに、建築を通じた地域再生や新しい観光の創出について語る予定だ。

徐氏は中国の農村活性化に幅広く携わってきた建築家で、独自の「建築鍼灸」というアプローチで知られている。この手法は、中国の農村部の社会的・経済的活性化を目指すもので、国連ハビタットからも高い評価を受けている。彼女の作品には、工場のリノベーションや橋の再構築など、地方コミュニティの再生に焦点を当てたものが多い。

講演会では、ゲストコメンテーターとして、日本の建築家・塚本由晴氏も登壇する。塚本氏は棚田オフィスの設計など、建築を通じた地方活性化や新しい働き方の提案で知られている。両氏の対談を通じて、建築が文化と産業をつなぐ可能性について、深い洞察が得られることが期待される。

国際文化会館は、日本のモダニズム建築を代表する建物であり、2016年から「Architalk」シリーズを展開している。このプログラムでは、建築を通して気候変動や持続可能な街づくりなどの社会課題を考える機会を提供してきた。今回の講演会もその一環として位置づけられる。

講演会は英語と日本語の同時通訳付きで行われ、一般参加者は3,000円、学生は1,500円で参加できる。建築や持続可能性に関心のある方はもちろん、地域活性化や文化交流に興味がある方にとっても、貴重な学びの機会となるだろう。詳細や申し込みは国際文化会館のウェブサイトで確認できる。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000058.000054811.html