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伝統と革新が融合!西武渋谷店で舘鼻則孝の個展が開催中、ヒールレスシューズなど36点を展示

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絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
©︎NORITAKA TATEHANA K.K. Courtesy of KOSAKU KANECHIKA(プレスリリースより)

西武渋谷店で、アーティスト・舘鼻則孝の個展「舘鼻則孝 展 ―Rethinking Ancient Japanese Icons―」が開催されている。2月18日から3月17日までの期間限定で、舘鼻の代表作《Heel-less Shoes》をはじめ、彫刻や絵画など計36点の作品が展示されている。

舘鼻則孝は、伝統的な日本文化を現代的な視点で再解釈することで知られるアーティストだ。今回の展示では、江戸時代の花魁が履いた高下駄からインスピレーションを得た《Heel-less Shoes》や、仏教絵画の「来迎図」を現代的に解釈した《Descending Painting》など、日本の伝統と現代アートが融合した作品群を見ることができる。

展示の目玉となる《Heel-less Shoes》は、2010年に東京藝術大学の卒業制作展で初公開された後、米国歌手レディー・ガガに愛用されたことで世界的な注目を集めた作品だ。舘鼻はレディー・ガガの専属シューメイカーとして、約2年間で25足以上の作品を提供したという。

また、江戸時代から続く木版画の版元・高橋工房とのコラボレーション作品も展示されている。「空摺」や「正面摺」、「雲母摺り」といった伝統的な版画技法を用いた《Thundercloud》や、感染症への護符とされた疱瘡絵をモチーフにした《Hoso-e "Thunder"》など、現代印刷の原点とも言える江戸文化が再現されている。

展示は西武渋谷店のB館8階特設会場を中心に、A・B館5階連絡通路、B館3階コンポラックスなど、館内各所で行われている。日本の伝統文化と現代アートの融合を体感できる貴重な機会となっている。

なお、本展示に合わせて「そごう・西武」と舘鼻のコラボレーションによる「ココロおどる春へ。SPRING POWER 2025」と題したシーズナルフェアも全国の店舗で展開中だ。日本の伝統と現代が交差する舘鼻則孝の世界観を、アート作品とともに楽しむことができる。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000038054.html