豪華声優陣が織りなす幻想的な世界!音楽朗読劇「陰陽師」が開幕、妖しくも美しい平安絵巻が東京で展開中
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夢枕獏原作の人気小説『陰陽師』を舞台化した音楽朗読劇「陰陽師」が、2025年2月21日に東京・よみうり大手町ホールで開幕した。初日公演では、安倍晴明役を蒼井翔太、源博雅役を鈴木達央が演じ、妖しくも美しい平安時代の世界観を見事に描き出した。
本作は、『陰陽師』シリーズから4つのエピソードを約90分の朗読劇として構成。二胡とピアノの生演奏が物語を彩り、日替わりキャストで上演される。初日の舞台では、蒼井翔太の柔らかな声音が晴明の知性と色気を表現し、鈴木達央の力強い低音が博雅の真っ直ぐな人柄を感じさせた。二人の絶妙な掛け合いは、朗読劇ならではの魅力を存分に引き出していた。
舞台セットは複数の雪洞や草木が配置され、平安時代の雰囲気を醸し出す。さらに、青や紫、赤を基調とした照明が幻想的な世界観を演出。二胡とピアノの心地よい音色が、観客を物語の世界へと誘う。
晴明と博雅以外の役を演じた田所陽向、井上宝、塙真奈美の3人も、複数の役柄を見事に演じ分け、あやかしたちの存在感を巧みに表現。不気味で哀しい物語は、観客の心に深く刻まれる印象的なものとなっている。
公演は2月24日(月祝)まで、日替わりキャストで上演中。櫻井孝宏、福山潤、白井悠介、駒田航、置鮎龍太郎、保志総一朗、西山宏太朗など、豪華声優陣が出演予定だ。それぞれのキャスト、組み合わせによって異なる魅力が引き出されることだろう。
チケットは全席指定9,000円(税込)。ぴあ、イープラス、ローチケで当日引換券(先着)を販売中。平安時代を舞台に繰り広げられる幻想的な物語世界に、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000119456.html