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京都で注目の個展!興梠優護が「光の波長」を追求した新作絵画を公開

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絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
《X 24》2025、oil on canvas、キャンバスに油彩、530×410mm(P10号)(プレスリリースより)

京都の芸術シーンに新たな波が押し寄せる。京都 蔦屋書店で開催される興梠優護の個展「Fractus」が、アート愛好家たちの間で話題を呼んでいる。2025年3月15日から4月1日まで開催されるこの展覧会では、色彩の「揺らぎ」や「変化」を光の波長として捉えた新作が展示される。

1982年熊本県生まれの興梠は、東京藝術大学大学院を修了後、国内外でのレジデンスを経験。人体をモチーフに、具象と抽象の境界を行き来する独特の表現で注目を集めてきた。今回の展示では、固定化された「色」ではなく、揺らぎ、移り変わる「光」に焦点を当て、絵画の新たな可能性を追求している。

展覧会のタイトル「Fractus」はラテン語で「波」を意味し、興梠の作品に込められた時間の循環性や光の波動を象徴している。会場では、油彩で描かれた大小様々な作品が展示され、観る者を色彩の海へと誘う。

注目すべきは、本展に合わせて制作された作品集『2005-2025 YUGO KOHROGI』だ。興梠の20年にわたる創作の軌跡を辿るこの一冊は、作家自身が構成・デザインを手掛け、京都の美術印刷会社・サンエムカラーの技術によって、作品の生の質感を忠実に再現している。

さらに、コレクター垂涎の限定商品も用意されている。「2005-2025 YUGO KOHROGI Drawing Set 10 Ed.」は、興梠が「個人的なこと」や「見る」という日常を丁寧にすくい取った10点のドローイングと作品集のセットで、わずか10セットのみの販売となる。

この展覧会は、単なる絵画展示にとどまらず、アーティストの創造プロセスを垣間見る貴重な機会となりそうだ。興梠優護の「Fractus」展は、現代美術の最前線を体感したい人々にとって、見逃せない文化イベントとなるだろう。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001047.000058854.html