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ムーミン80周年記念!「トーベとムーミン展」が全国巡回へ - 知られざる作者の素顔に迫る

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絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
「トーベとムーミン展」キービジュアル(プレスリリースより)

ムーミン小説の出版80周年を記念して、「トーベとムーミン展~とっておきのものを探しに~」が2025年から約2年間にわたり全国を巡回する。この展覧会は、ムーミンの生みの親であるトーベ・ヤンソンの創作世界とムーミンシリーズの魅力に迫る特別な機会となる。

展覧会では、トーベ・ヤンソンの初期の油絵や第二次世界大戦前後の風刺画、ムーミン小説・コミックスの原画やスケッチ、愛用品など約300点が展示される。これらの作品を通じて、多才なアーティストとしてのトーベの創作の軌跡を辿ることができる。

注目すべきは、日本ではあまり知られていないトーベの壁画作品だ。フィンランド・コトカ市の保育園のために制作された幅約7メートルの「フェアリーテイル・パノラマ」や、ヘルシンキのアウロラ病院小児病棟の壁画など、公共施設のために手がけた作品も紹介される。

ムーミンシリーズの魅力の源泉である「多様性」と「寛容性」にも焦点が当てられる。トーベの人生や価値観と深く結びついたこれらのテーマは、80年を経た今でも多くのファンの共感を呼んでいる。

展覧会は2025年7月16日から森アーツセンターギャラリー(東京・六本木)を皮切りに、北海道、長野、名古屋、福岡、岩手など全国各地を巡回する予定だ。ムーミンファンはもちろん、芸術や文学に興味がある人にとっても見逃せない展覧会となりそうだ。

トーベ・ヤンソンの豊かな創作世界とムーミンの魅力を存分に味わえる「トーベとムーミン展」。80年の時を経てなお色褪せないムーミンの世界観に、新たな発見があるかもしれない。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000157955.html