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驚愕の抽象画家、ヒルマ・アフ・クリントの世界が遂に日本上陸!『美術手帖』最新号で徹底解剖

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報道発表
『美術手帖』2025年4月号(プレスリリースより)

美術界に衝撃を与え続ける画家、ヒルマ・アフ・クリント。その驚異的な作品群が、ついに日本で大規模展示されることになった。『美術手帖』2025年4月号では、この稀代の天才画家の特集を組み、その魅力に迫る。

19世紀後半のスウェーデン生まれのアフ・クリントは、生涯で1000点を超える作品を残した。しかし、その革新的な抽象表現が美術館で紹介され始めたのは、つい最近のことだ。2013年のストックホルム近代美術館での個展を皮切りに、その名声は世界中に広がった。2018-19年にニューヨークのグッゲンハイム美術館で開催された回顧展では、同館史上最多となる約60万人もの来場者を記録。その人気は留まるところを知らない。

そして今回、待望の日本初となる大規模展覧会が、東京国立近代美術館で開催される(2025年3月4日~6月15日)。この歴史的な機会に合わせ、『美術手帖』最新号では、アフ・クリントの代表作や水彩画、ノートブックの徹底解説はもちろん、彼女の人生を追うクロノロジー、さらには多角的な視点からの論考を掲載。「神殿のための絵画」シリーズをはじめとする彼女の作品群は、単なる抽象画の枠を超え、宇宙や自然界の成り立ちを理解するための壮大な試みだったのだ。

特集では、造形作家・岡﨑乾二郎と本展キュレーター・三輪建仁による特別対談も収録。アフ・クリントの思想や作品の核心に迫る、貴重な対話となっている。また、スピリチュアリズムやスウェーデン・フォークアート、ジェンダーと性など、多様な切り口からのエッセイも掲載。彼女の作品が持つ多層的な魅力を、様々な角度から解き明かしていく。

さらに本号では、フェミニズムやジェンダー、植民地主義などをテーマに活動するアーティスト、ウェンデリン・ファン・オルデンボルフのインタビューも収録。現代美術の最前線で活躍するアーティストの声を通じて、アートが持つ社会への問題提起の力を再確認できるだろう。

美術史に新たな1ページを刻むヒルマ・アフ・クリント。その驚異的な世界観を、『美術手帖』2025年4月号で体感してほしい。美術ファンはもちろん、宇宙や自然科学に興味がある人にとっても、新たな発見に満ちた一冊となるはずだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000288.000010983.html