文化勲章受章の絹谷幸二氏、大阪高島屋で個展開催!生命と夢を描く壮大な新作群


大阪の芸術シーンに新たな彩りが加わる。高島屋大阪店で4月23日から5月5日まで、文化勲章受章画家・絹谷幸二氏の個展「絹谷 幸二展 -生命、夢、天地に輝いて-」が開催される。大阪との深い縁を持つ絹谷氏の作品が、春の訪れとともに観る者の心を魅了する。
1943年奈良県生まれの絹谷氏は、東京藝術大学大学院を経てイタリアで研鑽を積み、帰国後は史上最年少で「安井賞」を受賞。その後も数々の栄誉を重ね、2021年には文化勲章を受章した。アフレスコ画をベースにした独自の表現技法で、エネルギッシュで生命力溢れる作品を生み出し続けている。
本展では、争いや分断の絶えない現代社会に向けた、生命と愛を賛美する壮大なテーマの新作を中心に展示される。代表的モチーフである富士山や薔薇なども登場し、人類救済への祈りを込めた絹谷ワールドが華やかに展開される。
注目の展示作品には、200号の大作「彩雲渡る宝船」をはじめ、「天空七福神飛翔」「大黒様と米だわら」「ねことその友達」など、絹谷氏の豊かな想像力と卓越した技術が光る作品が並ぶ。また、「湖上桜満開宝富士」や「潮音富岳薔薇集う」といった、日本の象徴である富士山を題材にした作品も見逃せない。
絹谷氏は芸術家としての活動だけでなく、若手芸術家の育成や支援にも尽力している。自費で「絹谷幸二芸術賞」を創設し、次世代を担う作家たちにエールを送り続けている。また、子供たちに文化芸術の素晴らしさや夢を持つことの大切さを伝える活動にも精力的に取り組んでいる。
本展は高島屋大阪店を皮切りに、東京、京都、横浜、名古屋、愛媛と全国を巡回する予定だ。各会場で出品内容が一部異なる可能性もあり、それぞれの地域性を反映した展示が期待される。
芸術の力で人々に希望と勇気を与え続ける絹谷幸二氏の世界観に触れる絶好の機会。この春、大阪高島屋で繰り広げられる色彩豊かな絹谷ワールドを、ぜひ自分の目で確かめてみてはいかがだろうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000983.000069859.html