蜷川実花展、京都で20万人突破!記念セレモニーで感動の出来事とは


京都市京セラ美術館で開催中の「蜷川実花展 with EiM:彼岸の光、此岸の影」が、開催からわずか2ヶ月余りで来場者20万人を突破した。この快挙を記念し、3月21日に特別なセレモニーが行われ、20万人目の来場者となった広瀬亜理沙さんと友人の太田千佳さん親子に、蜷川実花本人から記念品が贈呈された。
東京から展示会のために訪れたという広瀬さんは、「蜷川実花さんの世界観は美しいのに毒々しくて、そういう世界観が大好きで。まさかこんな機会がいただけるなんて、本当にびっくりしています」と喜びを語った。
本展は、蜷川実花が京都からインスピレーションを受け、「彼岸の光、此岸の影」をテーマに制作した作品群で構成されている。CGではなく全て現実世界の写真・映像を用いた10作品が、空間全体を使って展示されており、鑑賞者が作品の中に入り込むような没入感のある体験ができる。
蜷川実花は「自分の中で妥協せずに、大切に作ってきたものを皆様に見ていただけて、これだけの方に共感していただけたというのが、とても嬉しい」とコメント。さらに「常に全力でやっていますが、今回の展覧会は自分たちでもとても満足していて、いいものになったのではないかなと思います」と自信を見せた。
展覧会は3月30日まで開催されており、チケットは公式サイトで購入可能。また、3月15日からは展覧会公式図録も販売開始となり、蜷川自身が撮影した新作写真や作品解説、プロダクションノートなどが収録されている。
京都の街を舞台に、蜷川実花の独特な世界観と最新の表現技法が融合した本展。残り僅かな会期中に、多くの人々が光と影が織りなす幻想的な空間を体験することだろう。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000152118.html