春の絶景「白川湖の水没林」で芸術に触れる!飯豊町で注目のアート展開催


山形県飯豊町の豊かな自然を舞台に、注目のアート展「樹から樹々 そしていま、ある森の中で」が開催される。2025年4月27日から5月18日までの22日間、数馬の森と白川湖岸公園内を会場に、地域の森林資源を活用した独創的な作品が展示される。
本展は、飯豊町の84%を占める森林を活用し、林業従事者と連携して行われる「飯豊町 木の作り手プロジェクト」の一環だ。2024年度のプログラムに参加した2人のアーティスト、大窪美咲さんと伊藤大悟さんの作品が中心となる。
大窪さんは飯豊のブナやサクラの枝で自作したペンを使い、秋の山の豊かさを描いた作品を展示。一方、伊藤さんは自作の木炭を用いて「命は闇の中で瞬く光」をテーマに、地域の農村文化にちなんだ作品を制作した。両者の滞在制作時の作品に加え、新作も披露される予定だ。
会場となる白川湖周辺は、近年人気を集める「水没林」で知られ、サステナブルな観光地づくりが評価され「スポーツ文化ツーリズムアワード2024」を受賞している。春の爽やかな季節に、アートを通じて森や自然に親しむ絶好の機会となりそうだ。
展覧会期間中には、アーティストによるワークショップやギャラリートークも開催される。4月27日には大窪さんによる「枝ペンづくりワークショップ」が行われ、参加者は飯豊の木の枝で自分だけのペンを作り、春をテーマに描くことができる。同日には両アーティストによるギャラリートークも予定されており、作品についての解説を聞くことができる。
自然とアートが融合するこの展覧会は、GWのお出かけにぴったりのイベントだ。飯豊町の豊かな森林資源と、それを活かした芸術作品の魅力に触れる貴重な機会となるだろう。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000137011.html