東京都美術館100周年記念!新進アーティストの登竜門「グループ展2026」企画募集開始


東京都美術館が開館100周年を迎える2026年、新たな才能の発掘と支援を目的とした「都美セレクション グループ展 2026」の企画公募が始まった。この展覧会は、3名以上のグループによる斬新な発想と表現を求めており、美術館の特徴的な展示空間を活かした企画を募集している。
本展は、絵画、彫刻、インスタレーション、写真、映像など、ジャンルを問わず幅広い表現に門戸を開いている。選抜されたグループは、2026年6月上旬から7月上旬の約4週間、東京都美術館の個性豊かなギャラリーA・B・Cのいずれかで展覧会を開催できる。
特筆すべきは、会場使用料が免除されること。また、東京都美術館が記録集を制作し、全国の美術館・博物館に配布するなど、アーティストの露出機会を大きく後押しする。過去の「都美セレクション グループ展」では、20日間で3万人以上の来場者を記録しており、多くの鑑賞者との出会いが期待できる。
応募締切は2025年5月9日。審査は神山亮子氏(府中市美術館学芸係長)、光田由里氏(多摩美術大学教授)、中原淳行氏(東京都美術館学芸担当課長)によって行われる。詳細は東京都美術館のウェブサイトで確認できる。
日本初の公立美術館として1926年に開館した東京都美術館。100年の歴史を刻み、常に新しい表現の可能性を追求してきた同館。この記念すべき年に開催される「グループ展2026」は、次世代のアーティストたちにとって、まさに千載一遇のチャンスとなるだろう。アートシーンに新風を吹き込む、意欲的な企画の応募が待たれる。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000787.000038211.html