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名作『赤毛のアン』が絵本に!松本侑子さん書き下ろしで蘇る感動の物語

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報道発表
プレスリリースより

世界中で愛され続ける名作『赤毛のアン』が、新たな姿で読者の元へ届けられる。世界文化社から2025年3月27日に発売される絵本版『赤毛のアン』は、原作者L・M・モンゴメリの生誕150年を記念した特別な一冊だ。

本作の最大の魅力は、日本初の全文訳『赤毛のアン』の翻訳者として知られる松本侑子さんによる書き下ろし文章だ。松本さんは「小さい読み手のかたがたのために、この小説の魅力をぎゅっと濃縮して」執筆したという。長編小説のエッセンスを損なうことなく、子どもたちにも理解しやすい形で再構築された物語は、新たな読者層を魅了することだろう。

絵本の魅力をさらに引き立てるのが、イラストレーターのちばかおりさんによる美しい水彩画だ。ちばさんは実際にプリンス・エドワード島を取材し、その経験を基に40点以上のカラー水彩画と11点の線画を描き上げた。これらの絵は、アンの物語の舞台となる風景や、印象的なシーンを鮮やかに表現している。

『赤毛のアン』の人気は近年再燃しており、NHK Eテレでは4月から新作アニメ「アン・シャーリー」の放送が予定されている。また、劇団四季によるミュージカル「赤毛のアン」の全国公演も行われるなど、様々なメディアで作品が取り上げられている。

本書は単なる児童向け絵本ではない。松本さんは「『赤毛のアン』は、児童書ではなく、シェイクスピア劇を始めとする英文学の名句が登場する大人の長編文学です」と語る。つまり、この絵本版は子どもから大人まで幅広い年齢層が楽しめる、まさに「宝石のような」一冊なのだ。

心温まる物語と美しいイラストが融合した本書は、『赤毛のアン』ファンはもちろん、初めて作品に触れる人にとっても、素晴らしい入門書となるだろう。アンの成長、家族の愛、友情、そして生きる喜びを描いたこの永遠の名作を、新しい形で体験してみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001994.000009728.html