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「失明の危機に直面した少女が西洋美術の名作から学ぶ人生の輝き - 『モナのまなざし』が3月26日発売」

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報道発表
トマ・シュレセール:著、清水玲奈:訳『モナのまなざし』 ダイヤモンド社:刊(プレスリリースより)

芸術の力が人生を変える瞬間を描いた感動の物語が、ついに日本の読者の手に届く。ダイヤモンド社から3月26日に発売される『モナのまなざし』は、10歳の少女モナと祖父アンリが繰り広げる特別なアートレッスンを通じて、西洋美術の巨匠たちの作品から人生の豊かさを学んでいく成長と再生の物語だ。

突然の失明の危機に直面したモナ。医師からは児童精神科受診を勧められるが、祖父アンリは通院や薬に頼るのではなく、美術鑑賞という独自の方法を提案する。こうして始まった毎週のパリ美術館巡り。ルーヴル美術館、オルセー美術館、ポンピドゥーセンターを舞台に、ダ・ヴィンチ、レンブラント、モネ、ピカソなど、西洋美術史に名を残す巨匠たちの作品と向き合う2人の姿が、読者の心を揺さぶる。

本書の魅力は、単なる美術作品の解説にとどまらない点にある。モナと祖父の対話を通じて、読者は名作をより自由に楽しみ、自分だけの感じ方を大切にする視点を得られる。さらに、作中に登場するアート作品を一覧できるポスターも収録されており、視覚的な理解も深められる。

著者のトマ・シュレセールは美術史家として知られ、フランスの出版社ガリマールから多数の美術論を出版している。訳者の清水玲奈は、ジャーナリスト・翻訳家として活躍し、パリでの生活経験を持つ。この2人のコラボレーションにより、フランス文化の香り漂う奥深い物語が紡ぎ出された。

俳優の中谷美紀さんも本書を絶賛し、「魂を救うアートのプライベートレッスンに涙が止まりません。アートこそが、この美しくも残酷な世界を生きるための糧なのだと、改めて実感しました」とコメントしている。

『モナのまなざし』は、芸術を通じて人生を見つめ直す機会を与えてくれる一冊だ。美術館へ足を運ぶ楽しみが増し、アートと向き合う時間がより豊かになること間違いなし。新たな気づきに満ちたこの物語は、読者の心に深く刻まれることだろう。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000330.000045710.html