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蜷川実花展、京都で大盛況!25万人突破の感動と美の世界

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報道発表
ご来場の皆様と、蜷川実花・高橋信也(本展共同キュレーター)(プレスリリースより)

京都市京セラ美術館で開催された「蜷川実花展 with EiM:彼岸の光、此岸の影」が、予想を遥かに上回る大成功を収めた。3月30日の最終日に来場者数が25万人を突破し、蜷川実花自身も驚きと感謝の気持ちを表した。

この展覧会は、蜷川実花とクリエイティブチームEiMが約1年かけて準備した渾身の作品群。当初の目標来場者数を大きく上回り、関西地域での過去最大規模の個展となった。蜷川は「開幕前は6万3千人が目標で、10万人を超えたらすごいと話していた」と振り返り、25万人という驚異的な数字に「まだ少し信じられない」と率直な感想を述べている。

展示内容は、京都の街からインスピレーションを受けた「彼岸の光、此岸の影」をテーマに、全10作品で構成。特筆すべきは、CGではなく全て現実世界の写真・映像を用いた点だ。"光彩色"と"影彩色"という独自の表現手法で、日常にある光と影にフォーカスした空間を創出。鑑賞者は作品の中に入り込み、まるで物語の主人公になったような体験ができる。

蜷川実花は写真家・映画監督として国内外で活躍し、これまでに写真集120冊以上、個展150回以上を開催。今回の展覧会の成功は、彼女の芸術性と人気の高さを改めて証明した形となった。

展覧会の公式図録も好評発売中。蜷川自身が撮影した新作写真や、展示作品の解説、制作過程を垣間見るプロダクションノートなど、充実の内容となっている。

この大成功を受け、蜷川は「これを糧にしてこれからも挑戦を続け、さらに多くの展覧会を開催できるように頑張ります」と意欲を見せている。アート愛好家たちは、彼女の次なる作品に大きな期待を寄せているだろう。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000152118.html