ゲームの「文芸性」に迫る!YUGEN Galleryで斬新な展覧会が開催


ビデオゲームの新たな魅力を探る展覧会が、東京・南青山のYUGEN Galleryで開催される。2025年5月16日から6月1日まで行われるこの展示は、ゲームの「文芸性」に焦点を当てた意欲的な試みだ。
展覧会では、ゲームが単なる娯楽や競技の枠を超え、感情や物語、価値観を共有するメディアとしての可能性に注目する。近年のオンラインゲーム環境で活発化したコミュニケーションだけでなく、プレイ後に生まれる対話や思索にも着目。ゲームの持つ物語性や世界観、視覚表現を通じて、現代の表現メディアとしてのビデオゲームの魅力を再発見する機会となりそうだ。
キュレーターを務めるのは、アーティストでもある半田颯哉氏。科学技術と社会的倫理の摩擦、アイデンティティ、ジェンダーなど、幅広いテーマを扱う半田氏の視点が、展示にどう反映されるか注目される。
YUGEN Galleryは2022年設立の現代アート専門ギャラリー。日本の美意識「幽玄」にちなんだ名前を持ち、国内外の新進気鋭アーティストの作品を紹介している。今回の展覧会も、ギャラリーの革新的な姿勢を反映したものといえるだろう。
ビデオゲームという身近なメディアを通じて、現代アートの新たな可能性を探る本展。ゲーム好きはもちろん、アート愛好家にとっても刺激的な体験となりそうだ。入場は無料なので、気軽に足を運んでみてはいかがだろうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000392.000074187.html