「食の幸せ」を描く!全国障がい者対象のアートコンテストが開催、賞金最高10万円


株式会社魚国総本社と一般社団法人障がい者自立推進機構パラリンアートが、全国の障がい者を対象としたアートコンテストを開催する。テーマは「食の幸せ」を描くこと。応募期間は2025年4月1日から4月30日までで、最優秀賞には10万円の賞金が贈られる。
このコンテストは、魚国総本社の「食を通じて社会に貢献する」という理念と、パラリンアートの障がい者支援活動が融合した取り組みだ。応募資格はパラリンアートに作者登録している方、または登録可能な障がい者の方となっている。
魚国総本社は、食を通じて関わる全ての人々にカラダとココロの健康を育みたいと考えている。また、性別、年齢、国籍、文化、障がいなどの違いを認め合い、尊重し合える社会を目指している。このコンテストでは、「うれしい たのしい おいしい みらい」そして「つなぐ つながる」という思いを、「食の幸せ」というテーマで表現することが求められている。
選考結果は2025年6月に発表される予定だ。最優秀賞1名に10万円、優秀賞2名に5万円の賞金が贈られる。さらに、入賞作品は魚国総本社のホームページや社内インフォメーションに掲載されるほか、同社の111周年記念事業の記念品としても使用される予定だ。
パラリンアートは、障がい者のアート作品を企業や個人に提供し、その対価をアーティストへ還元する活動を行っている団体だ。現在、約500名のアーティストが登録しており、約370のパートナー企業がこの取り組みを採用している。この事業を通じて、障がい者の社会参加と経済的自立を推進するとともに、企業のブランド価値向上や売上増加にも貢献することを目指している。
このアートコンテストは、障がい者の才能を発掘し、彼らに挑戦の機会を提供する貴重な場となるだろう。食を通じた幸せや未来への希望を、障がい者アーティストたちがどのように表現するのか、今から結果が楽しみだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000083.000064050.html