横須賀市が推進する「メタバースヨコスカ」プロジェクトが、新たな展開を見せている。株式会社Gugenkaとの共催で、「メタスカ×Gugenka ホロモデリンク動画コンテスト」の開催が決定した。このコンテストは、3D衣装モデル「DOBUITA STYLE」を着用したアバターで、ホロモデリンクに流す動画を制作するというユニークな企画だ。

ホロモデリンクとは、Gugenka社が提供するデジタルフィギュアディスプレイ。お気に入りのデジタルフィギュアやアバターを、常に目に見える場所に置いておける革新的なシステムだ。このコンテストでは、そのホロモデリンクの特性を活かした動画制作が求められる。

応募期間は令和7年4月4日から5月9日まで。参加方法は簡単で、ハッシュタグ「＃ホロスカアート」を付けてXに動画を投稿するだけだ。テーマは自由だが、公序良俗に反するものは禁止されている。また、使用するアバターは利用規約上、個人・法人利用OKなものに限定される。

注目すべきは豪華な賞品だ。大賞1名には、作品映像入りのホロモデリンクに加え、横須賀市スカジャンデザインのホロモデリンクフレームが贈られる。特別賞5名にも、作品映像入りのホロモデリンクがプレゼントされる。

このコンテストは、メタバースヨコスカの人気を反映している。現在、VRChatで運営している2つのワールドの累計訪問者数は19万人を突破。特に、スカジャンの3Dデータは5万ダウンロード以上を記録し、大きな注目を集めている。

メタバースを通じた都市魅力の発信や観光PRを目指す横須賀市。このコンテストを通じて、さらなる注目を集めることは間違いないだろう。クリエイティブな才能を持つ方々にとって、自身の作品を世に出し、豪華賞品を獲得するチャンスとなる。締め切りは5月9日。メタバースの世界で、横須賀の魅力を表現する挑戦者たちの登場が期待される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000324.000128894.html