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140年の美の追求、桃谷順天館が「未来の国宝」展に協賛!日本美術の魅力を再発見

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アート・絵画・工芸
絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
プレスリリースより

大阪の老舗化粧品メーカー、桃谷順天館が創業140周年を記念し、大阪中之島美術館で開催される「日本美術の鉱脈展 未来の国宝を探せ!」に協賛することが決定した。この展覧会は、2025年6月21日から8月31日まで開催され、国宝となる可能性を秘めた約80点もの貴重な美術品が一堂に会する。

桃谷順天館は、美と健康を追求し続けてきた企業として知られているが、文化支援にも積極的に取り組んでいる。過去には同美術館での「醍醐寺展」へのコラボ商品展開や、若手アーティストを支援する「JAPAN BEAUTYアートコンテスト」の開催など、日本の伝統文化と現代アートの橋渡し役を担ってきた。

今回の展覧会では、伊藤若冲の「釈迦十六羅漢図屏風」のデジタル復元や、伝岩佐又兵衛の「妖怪退治図屏風」など、目を見張るような作品が展示される。特に注目すべきは、重要文化財に指定されている「人体文様付有孔鍔付土器」だ。これらの作品を通じて、日本美術の奥深さと魅力を再発見できるだろう。

桃谷順天館は、国の登録有形文化財に指定される「船場ビルディング」の運営・保護にも尽力している。大正時代の面影を残すこのビルは、かつての「大大阪」の繁栄を今に伝える貴重な建築物だ。

「日本美術の鉱脈展」の観覧料は一般1,800円(前売・団体1,600円)、高大生1,500円(前売・団体1,300円)、小中生500円(前売・団体300円)となっている。日本の美の伝統に触れる絶好の機会となりそうだ。

桃谷順天館の文化支援の取り組みは、単なる企業の社会貢献活動を超えて、日本の美意識と文化の継承に大きな役割を果たしている。140年の歴史を持つ企業が、未来の国宝を探す旅に私たちを誘う。この夏、大阪中之島美術館で日本美術の新たな魅力を発見してみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000499.000028974.html