公募/コンテスト/コンペ情報なら「Koubo」

「お絵かき」を始めてみませんか?絵画に必要な道具って?装具はいくらくらい?どこで買える?水彩 油彩 アクリル。どれがいい? 初心者さん向けスタートガイド!

タグ
アート・絵画・工芸
絵画(日本画・洋画)・美術展
創作お悩み堂

絵を描くために必要な「きほんの道具」リスト

絵を描き始めるにあたって初心者が揃えておきたい道具と揃えるために必要な予算感をご紹介します。

共通の道具

太さが異なる筆3〜5本(丸筆と平筆があると良い)、パレット、水入れ(油彩以外)、鉛筆、練り消しゴム、クロスやティッシュなど

水彩絵具

水彩紙(スケッチブックやブロックタイプなど)

アクリル絵具

アクリル用キャンバスやイラストボード、スケッチブック、絵の具の乾燥防止用に霧吹きやスポイトなど

油彩絵具

画溶液(ペインティングオイル等)、ペインティングナイフ、パレットナイフ、ブラシクリーナー、油壺、筆洗器、専用キャンバスなど

道具の予算感は?

共通で必要な道具と価格の目安

  1. 筆:1本あたり300円~3000円ほど。太さや毛の種類(自然毛かナイロン毛かなど)にもよって異なります。
     
  2. パレット:500~1,500円ほど。プラスチック製や紙製、金属製などあります。
     
  3. 水入れ:1,000円前後。2〜4口のものが便利。家庭にある空き容器でも代用可能。
     
  4. 鉛筆:200〜500円。下描き用。色残りがしにくいHB〜2Hくらいの鉛筆がおすすめ。
     
  5. 練り消しゴム:200〜500円程度。消しかすが出ず、紙を傷めないため練り消しゴムがベスト。
     
  6. クロスやティッシュ:0円〜。家庭にある布やキッチンペーパーでOK。コストはほぼゼロ!

画材別に必要な道具と価格の目安

水彩

透明水彩絵具もしくは不透明水彩絵具(基本の12色):1,500〜5,000円      
水彩紙(スケッチブックやブロックタイプなど):1冊1,000円程〜

【合計の目安】

  • 最低限で始めたい場合:3,000〜5,000円
  • ちょっとこだわりたい場合:6,000〜10,000円

アクリル

アクリル絵具 (基本の12色):2,000〜5,000円
アクリルキャンバスやイラストボード、スケッチブックなど:500~1,500円
霧吹きまたはスポイト:100〜300円

【合計の目安】

  • 最低限で始めたい場合:3,500〜5,000円
  • ちょっとこだわりたい場合:6,000〜12,000円

油彩

油絵具(基本の12色):3,000〜8,000円
画溶液(ペインティングオイル等):500~1,500円
ペインティングナイフ:500~1,000円
パレットナイフ:500〜1,000円
専用キャンバス:1枚500~1,000円(サイズによる)
油壺:500~1,500円。画溶液を入れておく容器
筆洗油(ブラシクリーナー等):500~1,000円
筆洗器:2,000円前後。筆洗油を入れるため密閉式のものが◎
イーゼル:3,000円程度〜

【合計の目安】

  • 最低限で始めたい場合:約12,000〜20,000円程度
  • ちょっとこだわりたい場合:20,000円〜

スターターセットもあり

各種類の絵の具と、上記で列挙した必要な道具がセットになった「スターターセット」も様々な販売店で取り扱いがあります。価格はおよそ5,000円〜16,000円前後ほど。選ぶ手間も省け、すぐに絵を始められるのでスピーディに着手したい方におすすめです。

どこで購入できる?

  • 画材専門店:店員さんに相談をしながら選べるのが心強く、店員さんのアドバイスが購入の決め手になることも。初心者さんは特に安心です。
     
  • オンラインショップ:検索も比較もしやすいのがオンライン購入。
    オンラインの場合は特に下調べは必要になりますが、各種オンラインショップ独自の割引が適用されるなど、比較的リーズナブルに手に入りやすいのが魅力。
     
  • 100円ショップ:初期投資を抑えつつ、まずはお試し感覚で始めたい方におすすめなのが100円ショップ。水彩絵具のほか、最近では油彩絵具やアクリル絵具、小さめのキャンバスなども取り扱う店舗もあるようです。

まとめ

まずは自分の目的や趣向に合った画材を選ぶところから始めてみましょう! 好きな作風の画家やイラストレーターの方を参考にして選ぶのも良いかもしれません。
上達することも大切かもしれませんが、まずは楽しんで描くことが重要。「完璧を目指さなくてもいい」と思えば、アートの楽しさをもっと感じられるはずです。

小さなスケッチブックや少量の絵の具セットを買って、気軽に描くところからスタートしてみてくださいね。