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VHSテープが蘇る!?現代アーティストHogaleeが銀座で魅せる斬新な"複製芸術"

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報道発表
《Dub - Rgb》、2025、410×410×20mm、Acrylic on Canvas(プレスリリースより)

銀座の文化発信地として知られる銀座 蔦屋書店で、注目の現代美術作家Hogalee(ホガリー)による個展「Dub」が開催される。2025年5月3日から23日まで行われるこの展覧会では、「記録、複製」をテーマに、独自の技法で制作された作品群が展示される。

Hogaleeは、現代社会を映す鏡として「オンナノコ」を描き続けるアーティストとして知られている。今回の展示では、プリント表現からインスピレーションを受け、かつて一般的だったVHS(ビデオテープ)を巧みに活用した新しい表現方法に挑戦している。

展示作品の特徴は、ステンシルテンプレートによる転写技法と、VHSテープを直接スタンプのように使用する独創的な手法だ。同一の絵柄をベースにしながら、音楽のリミックスのように色や柄の配置を変えることで、単なる複製を超えた新たな価値を生み出している。

Hogaleeは1975年神奈川県生まれ。東京藝術大学で学んだ後、様々な展覧会やプロジェクトに参加し、国内外で注目を集めてきた。漫画のような太い輪郭線が特徴的な作品は、現代アートの多様なテーマやスタイルを取り入れており、キャンバス作品から壁画まで幅広い表現を展開している。

本展では、「Dub - Rgb」「Dub - rGb」「Dub - rgB」といったシリーズ作品が展示される予定だ。これらの作品は、デジタル時代においてアナログメディアであるVHSを再解釈し、現代的な文脈で蘇らせる試みとして注目を集めそうだ。

展示作品は5月3日から店頭で販売されるほか、5月7日からはアートのECプラットフォーム「OIL by美術手帖」でもオンライン販売が開始される。アート愛好家はもちろん、新しい表現に興味がある方にとっても、見逃せない展覧会となりそうだ。

銀座の中心地GINZA SIX 6Fにある銀座 蔦屋書店で開催されるこの展覧会は、都会の喧騒の中で新しいアートの息吹を感じられる貴重な機会となるだろう。入場は無料なので、ゴールデンウィーク中のアート鑑賞にぴったりのイベントと言えそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001071.000058854.html