栃木県に6000万円相当の絵画を寄贈!シーボンが企業版ふるさと納税で地域貢献


化粧品メーカーのシーボンが、企業版ふるさと納税制度を活用して栃木県に6000万円相当の絵画2点を寄贈した。この取り組みは、同社の地域貢献への強い思いを示すものとして注目を集めている。
寄贈された絵画は、著名な洋画家・東郷青児の作品で、シーボンの歴史と深く結びついている。1968年に栃木県上三川町の工場落成を記念して制作された「浮遊する3人の女性」と、1973年の六本木本社落成を祝して描かれた「憩い」の2点だ。これらの作品は、2026年度中に栃木県立美術館で公開される予定で、新たな目玉展示として期待が高まっている。
シーボンと栃木県の関係は深く、同社は上三川町に生産センターと研究開発センターを置いている。今回の寄贈は、長年お世話になった地域への感謝の気持ちと、多くの人々に芸術作品を楽しんでもらいたいという願いが込められている。
4月7日に栃木県庁で行われた贈呈式では、福田富一知事とシーボンの崎山一弘代表取締役社長が出席。両者は、この寄贈が地域文化の発展に寄与することへの期待を語った。
創業以来約60年、研究開発から製造、販売まで一貫して行うシーボンは、全国97店舗のサロンを通じて独自のビューティ・プログラムを展開している。日々のスキンケアと定期的な肌カウンセリング、フェイシャルトリートメントを組み合わせた同社のアプローチは、多くの顧客から支持を得ている。
今回の取り組みは、企業の社会貢献と地域活性化の好例として注目されている。シーボンは今後も、美容と文化の両面から社会に貢献し、地域とともに発展していく姿勢を示している。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000191.000027943.html