サンゲツ、国際アートアワードで異彩を放つ作品に「sangetsu賞」を授与!障害のあるアーティストの才能に注目


インテリア総合企業の株式会社サンゲツが、「HERALBONY Art Prize 2025」にて企業賞「sangetsu賞」を決定した。このアワードは、障害のあるアーティストの才能を称える国際的な舞台として注目を集めている。
今回のsangetsu賞に輝いたのは、内園明日美さんの作品「ボクのみてるサイと、4883桁のパイ。」だ。幼少期から動物と数字に強い関心を持つ内園さんの作品は、豊かな知識と独自の感覚が息づいている。大胆な構図の中に緻密な表現が盛り込まれ、見る人の好奇心をくすぐる魅力的な一枚となっている。
サンゲツは選定理由として、作品の持つメッセージ性が同社のグループビジョンと親和性が高いことを挙げている。カラフルな色使いやポップな数字のフォント、サイの瞳の表現など、様々な要素が新たなコミュニケーションを生み出す可能性を秘めているという。
興味深いのは、サンゲツが企業賞の選定にあたり、デザイン部署だけでなく、ロジスティクスやコーポレート部門、さらにはグループ企業の有志まで巻き込んだ多様なチームを結成したことだ。この取り組みは、同社の「すべての人と共に、やすらぎと希望にみちた空間を創造する。」という企業理念を体現するものといえるだろう。
「HERALBONY Art Prize 2025」には、世界65の国と地域から1,320名のアーティストが参加し、2,650点もの作品が集まった。グランプリをはじめ、審査員特別賞4名と企業賞5名が選出されている。受賞作品は、2025年5月31日から6月14日まで東京・丸の内で開催される展覧会で一般公開される予定だ。
サンゲツは今後も、多様な視点から社会に参画し、「誰もが明日の夢を語れる世界」の実現に向けて取り組みを続けていくという。障害のあるアーティストの才能を発掘し、新たな文化の創出を目指す「HERALBONY Art Prize」への協賛は、そんなサンゲツの姿勢を象徴する取り組みといえるだろう。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000162.000054227.html