がん闘病中の俳優夫婦の壮絶な舞台裏!HTB制作ドキュメンタリーが最優秀賞を受賞


北海道テレビ放送(HTB)制作のドキュメンタリー番組「生ききる~俳優と妻の夜想曲~」が、テレメンタリー2024年度最優秀賞を受賞した。この作品は、がん闘病中の60歳の俳優・脚本家と妻の姿を追った感動的なドキュメンタリーだ。
テレメンタリーは、テレビ朝日系列の全国24局が競い合う社会派ドキュメンタリー番組だ。HTBの作品が最優秀賞を受賞するのは、2020年度以来の快挙となる。
「生ききる~俳優と妻の夜想曲~」は、余命半年と宣告された俳優が、激しい痛みに耐えながら新しい芝居を作り上げる姿を追った。医療用麻薬を服用しながら舞台に立ち続ける夫と、現実を受け入れられない妻。がんと向き合う夫婦の葛藤を丁寧に描き出している。
取材を担当した沼田博光氏は、「2人の俳優が互いを思いやり、前を向く姿に多くの人が心を揺さぶられました」とコメント。この作品が多くの視聴者の心に響いたことがうかがえる。
アンコール放送は、2025年4月27日(日)深夜2時15分から、5月8日(木)午後2時20分からHTBで予定されている。また、テレビ朝日系列でも全国放送される。
がんという厳しい現実に直面しながらも、芸術への情熱を失わない俳優夫婦の姿。そこには、人生の意味や夫婦愛、そして「生きる」ことの尊さが凝縮されている。この作品は、視聴者に深い感動と人生について考えるきっかけを与えてくれるだろう。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000462.000073351.html