サイバーエージェントの縦型動画が話題!ヤマハ発動機賞を受賞した「乗り物は、人生の相棒だ。」の魅力とは


オンライン動画コンテスト「BOVA」で、サイバーエージェントとCyber AI Productionsが制作した縦型動画が注目を集めている。「第12回 BOVA(Brain Online Video Award)」の縦型動画部門において、ヤマハ発動機株式会社の協賛企業賞を受賞した作品「乗り物は、人生の相棒だ。」が、若者の心を掴む斬新な演出で話題を呼んでいる。
BOVAは、宣伝会議が主催するオンライン特化型の動画コンテストで、今年で12回目を迎える。映像制作業界の活性化と新世代クリエイターの発掘を目指し、2013年から開催されてきた。今回の課題は「若い世代に『モビリティを所有することによる人生(たび)の感動』を伝える」というもので、サイバーエージェントの作品が見事にその要求を満たした。
受賞作品「乗り物は、人生の相棒だ。」は、乗り物を単なる移動手段ではなく、共に時を重ねることで生まれる愛着や特別な関係性を描いている。制作チームは、TikTokのような縦型動画の特性を活かし、SNS投稿風の演出から始まり、徐々に人とモビリティの関係性が明かされていく独特の構成を採用。セリフやアングルで相手が乗り物だと気づく「違和感」の演出も、作品の魅力を高めている。
制作担当者は「縦型動画ならではの表現を追求し、TikTokでつい見てしまうようなドラマティックな表現を目指しました」とコメント。若者の日常に溶け込むSNS的な演出と、乗り物への愛着という普遍的なテーマを巧みに融合させた点が高く評価されたようだ。
この受賞は、サイバーエージェントの創造力と技術力が認められた証といえる。オンライン動画市場が急成長する中、同社の革新的なアプローチが注目を集めており、今後の展開が期待される。
なお、BOVAのグランプリを含む全受賞作品の発表は2025年5月30日を予定している。サイバーエージェントの作品がさらなる評価を得られるか、業界内外から熱い視線が注がれている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000150802.html