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心に寄り添う絵本『ママのセーター』が話題!グリーフケアの新たな一歩

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報道発表
『ママのセーター』ジェイド・パーキン 文・絵 おおくぼ かおり 訳(西村書店)(プレスリリースより)

大切な人を失った悲しみ、いわゆる「グリーフ」。特に子どもにとって、その感情を理解し受け入れることは難しい課題です。そんな中、注目を集めているのが、西村書店から2025年5月7日に発売される絵本『ママのセーター』です。

この絵本は、ママを亡くした小さな女の子の目線で、グリーフと向き合う姿を優しく描いています。作者のジェイド・パーキンさんは、自身の経験をもとに、子どもたちにグリーフを身近な存在として受け入れてもらいたいという思いを込めて制作しました。

本書の特徴は、単なる悲しみの物語ではなく、成長と希望のメッセージも含まれている点です。ママの思い出が詰まったセーターを通じて、喪失感と共に生きていく様子が描かれており、読者の心に深く響きます。

専門家からも高い評価を受けており、国立成育医療研究センター理事長の五十嵐隆氏は「グリーフケアを必要とする子どもにふさわしく、子どもに接する関係者にご一読いただきたい」とコメントしています。

また、先行して公開されたネットギャラリーでは、多くの感動的な感想が寄せられました。ある読者は「大切な人を亡くしたすべての子どもたちに、そして今悲しみの中にいる大人にも、ぜひ手にとってほしい一冊です」と述べています。

『ママのセーター』は、グリーフケアの新たな一歩となる可能性を秘めた一冊。子どもから大人まで、多くの人の心に寄り添う絵本として、今後さらなる注目を集めそうです。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000073.000010438.html