世界に挑む次世代ゲームクリエイター10組が集結!TGCAが育成プログラムをスタート


日本のゲーム業界に新たな風が吹き込まれようとしている。一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)が主催する「Top Game Creators Academy(TGCA)」の入学式が2025年4月25日に開催された。このプログラムは、世界で評価されるオリジナルのゲームIPを創出できる次世代クリエイターの育成を目指すもので、厳しい選考を勝ち抜いた10組(チーム5組、個人5組)が参加する。
入学式では、文化庁の中原裕彦審議官や、TGCAのPrincipalを務めるレベルファイブの日野晃博社長、CESAの岡村信悟理事らが祝辞を贈った。日野氏は「近年、AIの世界とクリエイティブの世界が密接になってきている中で、クリエイターに求められるのは『審美眼』だ」と語り、このプログラムの意義を強調した。
TGCAの特徴は、単なる育成にとどまらず、現役クリエイターによる伴走支援体制にある。10名の専任メンターが月1回の進捗確認ミーティングを行うほか、16名のスペシャリティアドバイザーが専門領域のサポートを提供する。さらに、9名のビジネスアドバイザーがマーケティングや財務など、ゲーム開発に必要なビジネススキルの指導を行う。
育成クリエイターたちは、今後2年間にわたってTGCAに参加し、2027年3月の卒業を目指す。その間、CEDECや東京ゲームショウ、台北ゲームショウなど、国内外の主要ゲームイベントへの参加・出展を通じて、実践的な経験を積む機会が用意されている。
日本のゲーム産業が世界をリードし続けるためには、新たな才能の発掘と育成が不可欠だ。TGCAの取り組みは、まさにその答えとなる可能性を秘めている。業界関係者からは、このプログラムから世界を驚かせる新たなゲームクリエイターが誕生することへの期待の声が高まっている。
ゲーム好きの読者の皆さんも、ぜひTGCAの公式サイト(https://tgca.jp/)をチェックして、未来のゲーム界を担う若きクリエイターたちの挑戦を応援してみてはいかがだろうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000058613.html