銀座で注目の若手画家、川田龍の新作個展「輪郭」が開催!西洋絵画の本質に迫る斬新な表現に迫る


銀座 蔦屋書店は、新進気鋭の画家・川田龍(かわだ・りょう)の新作個展「輪郭」を2025年5月17日から6月4日まで開催する。本展では、西洋絵画の伝統を現代的に解釈し、絵画の本質を探求する川田の最新作が展示される。
1988年新潟県生まれの川田は、東京造形大学と東京藝術大学大学院を経て、現在は横浜を拠点に活動している。彼の作品は、西洋絵画の伝統的なモチーフを現代的な視点で再解釈し、大胆な筆致で表現することが特徴だ。
川田の制作アプローチは独特だ。西洋絵画に描かれた文化的、宗教的に意味のある人物像や静物を、身近な友人やモノに置き換える。さらに、モデルの色や質感を変え、隠して描くことで、対象の本来の形や社会性を取り払い、純粋なモチーフとして扱う。この手法により、「メタファー」や「コンテクスト」といった絵画の背景とされるものさえも取り去り、絵画の物質的側面を通じてその本質に迫ろうとしている。
展示タイトルの「輪郭」には、西洋美術の形式を純化することを通じて、絵画表現の本質を問い続けてきた川田の思いが込められている。西洋で生まれ、長い歴史を経て洗練された「絵画」を、現代の日本人である自身が描く矛盾や葛藤。それでもなお「絵画」という表現に真摯に向き合い続ける川田の姿勢が、本展を通じて感じ取れるだろう。
会場となるFOAM CONTEMPORARYでは、5月17日11時より作品の販売も開始される。また、初日の17時30分から19時まで、作家本人が在廊するオープニングレセプションも予定されている。入場は無料だ。
現代アートに興味がある方はもちろん、絵画の新たな可能性を探る川田龍の挑戦的な作品世界を、この機会にぜひ体験してほしい。銀座の街に新たな芸術の風を吹き込む本展は、見逃せない注目の個展となりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001080.000058854.html