着物アートが茶室と融合!神楽坂で伝統と革新の出会い


日本の伝統文化が現代アートと出会う、注目の展示会が神楽坂で開催されている。着物アートブランド「ikasu(イカス)」とSOTETSUモバイル茶室のコラボレーション展が、AKOMEYA TOKYO(アコメヤ トウキョウ)in la kagūにて2025年4月28日から5月19日まで行われる。
この展示会では、アンティーク着物をアップサイクルして制作されたikasuの作品と、茶道の精神を現代的に解釈したSOTETSUのインスタレーションが融合。「過去と未来をつなぐテキスタイル表現」と「茶道で軽やかに、文化を横断する」というコンセプトが交差し、新たな日本文化の形を提示している。
ikasuは、bonobo LLCが展開するブランドで、日本各地から集められたアンティーク着物を現代アートとして再構築している。創設者であるLena Okamotoは着物マイスターの資格を持つ外国人アーティストで、日本全国を巡って厳選した着物を使用し、一点物の作品を生み出している。
この取り組みは単なるアート制作にとどまらず、衣服の廃棄問題解決にも貢献。SDGsの「つくる責任 つかう責任」にも合致し、環境への配慮も忘れていない。
展示会場となるAKOMEYA TOKYOは、「一杯の炊き立てのごはんから広がるおいしい輪」をコンセプトに、日本の食文化を現代に合わせて提案するライフスタイルショップ。今回の展示会は、日本の伝統と現代の感性が出会う場として、来場者に新たな文化体験を提供する。
日本の伝統文化に興味がある方はもちろん、現代アートファンにとっても見逃せない展示会となりそうだ。神楽坂の街並みと調和しながら、新しい日本文化の形を探る貴重な機会となるだろう。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000113161.html