京都で伝統とポップカルチャーが融合!初音ミクが着物ショーに登場、スタンプラリーで工芸の魅力再発見


京都の伝統工芸と人気バーチャルシンガー初音ミクが夢のコラボレーション。2025年6月、京都駅ビル特設会場を中心に「初音工房 KIMONO SHOW 2025 KYOTO」が開催される。9日間にわたるこのイベントは、日本の伝統文化とデジタルカルチャーの融合を体験できる貴重な機会となりそうだ。
イベントのハイライトは6月28日に行われる「KIMONO SHOW」。京都の職人と人気日本画家が手掛けた初音ミクの本格振袖が披露される。着物演出家の三宅てる乃氏が総合演出を担当し、ハリウッドで活躍するヘアメイクアップアーティスト徳永優子氏らが参加。伝統と革新が織りなす感動のステージが期待される。
会期中は京都市内を巡るスタンプラリーも実施。指定された工芸店舗や観光スポットを訪れてスタンプを集めると、工芸グッズや特典と交換できる。初音ミクと一緒に京都の街を歩きながら、工芸の魅力を再発見する特別な体験が可能だ。
このイベントは、日本の伝統工芸の継承と新たな魅力発信を目的に企画された。公式アンバサダーである初音ミクとのコラボレーションを通じて、若年層や海外観光客に日本の"ものづくり"文化の価値を伝える場を提供する。
主催は初音工房 KIMONO SHOW 2025 KYOTO 実行委員会と株式会社糸口。京都府や京都市、文化庁なども後援に名を連ねる。伝統工芸の専門企業である藤井絞株式会社の藤井浩一氏が実行委員会の代表を務め、100年以上の歴史を持つ絞り染めの技術を活かした初音ミクをモチーフにした振袖も披露される予定だ。
「初音工房 KIMONO SHOW 2025 KYOTO」は、2000年以上続く日本の「ものづくり精神」を現代に合わせて発信する新しい試み。伝統工芸とポップカルチャーの融合が、どのような化学反応を起こすのか。京都の街に息づく工芸の魅力を再発見する特別な9日間に、注目が集まっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000096175.html