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世界が注目する村田沙耶香の最新作『信仰』文庫化!『コンビニ人間』180万部突破の実力派作家が贈る11篇の物語

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報道発表
『信仰』(文春文庫)書影(プレスリリースより)

芥川賞受賞作『コンビニ人間』で一躍注目を集めた村田沙耶香の最新作品集『信仰』が、ついに文春文庫から発売される。累計180万部を突破し、44の国と地域で翻訳が決定した『コンビニ人間』の勢いそのままに、村田沙耶香は今や世界中で読まれる作家となった。

『信仰』は、小説と随筆を織り交ぜた独特の構成で、村田沙耶香の新たな一面を垣間見ることができる作品だ。文庫化にあたり、短篇小説「無害ないきもの」「残雪」、ガザの友人作家への思いを綴ったエッセイ「いかり」、そして文庫版特別寄稿「書かなかった日記」が追加収録された。

本作には、カルト商法に誘われる超現実主義者の物語「信仰」や、未来の子供のために恋人と別れを決意する「生存」など、計11篇の物語が収められている。村田沙耶香特有の鋭い洞察力と独特の世界観が、読者を魅了すること間違いなしだ。

装丁を担当した鈴木千佳子氏は、「ぱっと掴み取りきれない、いろんな見え方がしそうな感じ」を表現したいと語っており、その言葉通り、草のようでいて風や波を感じさせる不思議な装丁が目を引く。

村田沙耶香自身も、「小説と随筆を混ぜた、私にとっては少しいつもと違った佇まいの本」と語っており、既存のファンはもちろん、新たな読者層の開拓にも期待が高まる。

『信仰』は2025年5月8日に発売予定。定価715円(税込)で、ISBNは978-4-16-792361-7。村田沙耶香の世界観に浸りたい読者にとって、まさに待望の一冊となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000657.000043732.html