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90年代アニメの美学を現代に蘇らせる!藍嘉比沙耶の個展『ミル・クレープ2』が渋谷PARCOで開催

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アート・絵画・工芸
絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
プレスリリースより

アニメファンや美術愛好家に朗報だ。90年代の日本アニメーション文化を独自の視点で再解釈する気鋭のアーティスト、藍嘉比沙耶(あおかび さや)の個展『ミル・クレープ2』が、2025年6月13日から30日まで渋谷PARCO 4Fの「PARCO MUSEUM TOKYO」で開催される。

1997年生まれの藍嘉比は、90年代の商業アニメーションのキャラクター造形に着目し、その美学を現代的に昇華させた作品で注目を集めている。本展では、「アウトライン」「process」「ぺったん」「form」という4つのシリーズから成る新作約16点が展示・販売される。

特筆すべきは藍嘉比の独特な制作プロセスだ。紙、鉛筆、iPadを駆使して緻密に構築された図像を、プロジェクターでキャンバスに投影。そこから手作業で着彩を行うことで、デジタルとアナログの融合を図っている。この手法により、計画された図像に予期せぬ表情や曖昧性が生まれ、作品に深みを与えているのだ。

展示会場では、A1ポスターやTシャツ、ステッカーセットなどの記念グッズも販売予定。90年代アニメの懐かしさと現代アートの新鮮さが融合した藍嘉比の世界観を、様々な形で楽しむことができる。

入場は無料。アニメーションの黄金期を知る世代はもちろん、若い世代にとっても、日本のポップカルチャーの進化を感じられる貴重な機会となりそうだ。渋谷の街に溶け込むポップでノスタルジックな空間で、新しい日本のアートシーンの息吹を感じてみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003357.000003639.html