竹久夢二の生家で夏を感じる!岡山で開催される「夏の街をゆく心」展が見逃せない


岡山県瀬戸内市の「夢二生家記念館・少年山荘」で、2025年7月1日から8月31日まで、夏の企画展「夏の街をゆく心」が開催される。竹久夢二が16歳まで過ごした築約250年の茅葺屋根の生家で、夏の風情を感じながら夢二芸術の原点に触れられる貴重な機会だ。
展示の目玉は、夢二生家では初公開となる《女四季より「夏」》。うちわを手に涼をとる女性の姿が、夏の情景を鮮やかに描き出している。また、新緑の中で描かれた《初夏》など、ふるさとをテーマにした夏の作品約50点が展示される。
七夕にちなんだ特別展示も見逃せない。7月1日から8月7日までは、《七夕(星によする)》が特別展示され、庭には笹飾りも登場。短冊を書いた来場者には、オリジナルの夢二絵はがきがプレゼントされる。
夏休み期間中は、子ども向けのイベントも充実。「夢二色のにじみ絵うちわを作ろう!」というワークショップや、「こども学芸員による夏休みこどもクイズ」など、家族で楽しめる企画が目白押しだ。
さらに、夢二のアトリエで夢二風コスチュームを着て写真が撮れる「なりきり夢二フォトスポット」や、夢二の言葉が楽しめる「言葉みくじ」「恋みくじ」など、大人も子どもも楽しめる体験コーナーも用意されている。
入館料は大人600円、中高大学生250円、小学生200円。20名以上の団体は2割引、岡山県内の65歳以上は1割引となる。開館時間は9:00から17:00まで(入館は16:30まで)で、月曜日が休館日となっている。
夏の暑さを忘れて、竹久夢二の世界に浸る。そんな贅沢な時間を過ごせるこの展示は、夏の岡山観光の新たな目玉となりそうだ。芸術と歴史、そして夏の風情が織りなす特別な空間で、忘れられない思い出を作ってみてはいかがだろうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000458.000052428.html