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障がい者の声を舞台へ!全国規模の戯曲コンテスト開催、プロ作家が伴走支援

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報道発表
プレスリリースより

鳥取県の劇団「鳥の劇場」が、障がいのある人の生活や思いを演劇台本にする全国規模の戯曲コンテスト「みんなが書く戯曲のコンテスト」を2025年に開催する。このユニークな取り組みは、障がい者の声を舞台に乗せ、社会に届けることを目指している。

コンテストの特徴は、プロの劇作家による手厚い支援だ。大岡淳氏、坂本鈴氏、吉田小夏氏といった第一線で活躍する劇作家が、一次選考を通過した作品の創作をサポート。初心者でも安心して挑戦できる環境が整えられている。

応募作品は、上演時間5〜10分程度の短編戯曲。障がい者が登場する作品か、障害者手帳を持つ方が書いた作品であれば、誰でも応募可能だ。受付期間は2025年8月1日から9月30日まで。

最終選考には、社会学者の大澤真幸氏や、義足の女優・ダンサーとして知られる森田かずよ氏など、多彩な顔ぶれが名を連ねる。入選作品は2026年2月の表彰式でリーディング上演され、さらに同年春にはニューヨークのクイーンズシアターでの上演候補にもなるという。

このコンテストは今回で3回目。過去2回で400作品以上の応募があり、埋もれていた声の多さに主催者も驚いたという。障がい者の思いや願い、苦しみ、喜びを社会に届け、多様性を認める社会への変革を目指す意義深い取り組みだ。

演劇を通じて障がい者の声を社会に届けるこの試みは、芸術文化の新たな可能性を切り開くものとして注目される。応募や詳細については、公式サイト(https://www.birdtheatre.org/gikyoku-disability/)で確認できる。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000127842.html