ファッションと最新テクノロジーを融合させたサービスを展開する株式会社OpenFashionが、画期的な取り組みを開始した。生成AIを活用したファッションデザインコンテスト「accelerando.Ai CONTEST #11 - Tshirts」の受賞作品が、リアルな衣服とメタバース空間「ZEPETO」のアバターアイテムとして同時販売されるのだ。

このプロジェクトでは、「サイバーキメラ」と「エンチャンテッド ガーデン」をテーマに、Midjourneyなどの画像生成AIツールを使用して制作された20種類のTシャツデザインが登場する。リアルウェアはOpenFashionの公式サイトで5,500円（税込・送料別）で購入可能。一方、ZEPETOでは4ZEMでアバター用アイテムとして入手できる。

OpenFashion社は、この取り組みを通じてファッション業界におけるAI活用の可能性を広げるとともに、クリエイターたちに新たな表現の場を提供している。同社CEOの上田徹氏は「AIの発展によって創作活動は大きく変化し、誰もが創作者となる世界が訪れる」と語り、従来のファッションブランドの概念を覆す可能性を示唆している。

「accelerando.Ai」ブランドは、この変化を体現する"未来のファッションブランド"として位置付けられており、ユーザー生成プロダクト（UGP）を活用したデザイン展開やメタバースでの展開など、革新的なアプローチを続けている。

今回のプロジェクトは、ファッション愛好家だけでなく、テクノロジーや新しい体験に興味を持つ人々にとっても注目に値する。リアルとデジタルの境界を越えた新しいファッション体験が、私たちの日常にどのような変化をもたらすのか。OpenFashionの今後の展開に期待が高まる。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000176.000012284.html