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16年ぶりの大修復!リトルワールド「アイヌの家」でアイヌ職人による伝統工法の作業を公開中

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報道発表
過去の竣工儀礼の様子(2010年3月)(プレスリリースより)

愛知県犬山市の野外民族博物館リトルワールドで、野外展示家屋「北海道 アイヌの家」の修復工事が2026年1月11日から始まった。今回の修復は、劣化が進んだ「ポロチセ(母屋)」を中心に行われるもので、2010年以来16年ぶりの大規模工事となる。

この修復工事は、2025年10月から12月にかけて実施されたクラウドファンディング『「アイヌの家」を救い、伝統技術を未来へ』で集まった総額約1033万円を総工費の一部に充てて実施される。工事では北海道産の資材を使用し、8名のアイヌ職人が伝統工法によって作業を進めており、その様子は一般公開されている。修復内容は「ポロチセ」のカヤ葺き替えをはじめ、「高倉」や「クマの檻」などにも及ぶ。

注目されるのは、2026年2月1日に執り行われる竣工儀礼「チセノミ」である。北海道平取町二風谷から関係者を招き、アイヌの伝統的な儀礼が午前11時から午後2時まで実施される予定だ。一般来館者は家屋の外から見学することができ、観覧料は無料となっている。ただし、別途入館料が必要となる。

リトルワールドの「北海道 アイヌの家」は、1983年に北海道平取町二風谷の協力を得て復元されたもので、19世紀末のコタン(村)の様子を再現している。2017年には「ポンチセ(分家)」の建て直し工事が行われたが、今回は母屋の本格的な修復となる。同じ日本国内にありながら異なる文化や風習に触れられる貴重な機会として、多くの来館者の関心を集めている。工事は2月上旬まで続く予定である。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000103.000157222.html