丹青社・田中利岳氏が語る「タイムスケープ」とは?空間デザインの未来を探る対話イベント開催


ユニオンテック株式会社は、空間デザインの未来を切り拓くクリエイターのための対話型イベント「デザイナーズエッジ」第11回のイベントレポートを公開した。今回のゲストは、株式会社丹青社のシニアクリエイティブエキスパート・田中利岳氏で、展示デザインにおける独自の思想と実践について深く語られた。
田中氏は、東日本大震災の津波で被災した「陸前高田市立博物館」の再建プロジェクトや、被爆の記憶を継承する「広島平和記念資料館」など、社会的意義の深いプロジェクトを数多く手掛けてきた人物である。本イベントでは、建築的なハードウェアの設計に留まらず、そこに流れる時間や人々の想いといった不可視な領域をいかに空間化するかという、独自の「タイムスケープ」思想について詳しく解説された。
公開されたレポートでは、田中氏が展示デザインの道へ進んだ経緯から、代表的なプロジェクトの裏側にある思考プロセスまでを詳細に紹介している。建築への没頭と「見たいもの」への渇望、恩師の言葉とディスプレイ業界への進路、展示デザインの本質を問う2つのプロジェクト、情報と感情を編む3つの代表的プロジェクト、そしてデザイナーとしての「道筋」と「出会い」といった内容が盛り込まれている。
田中氏の手掛けた広島平和記念資料館は、KDA日本空間デザイン賞の金賞やDSA日本空間デザイン賞の大賞など、国内外で数多くの賞を受賞している。陸前高田市立博物館も準大賞を含む多数の受賞歴を誇り、その空間デザインの質の高さが評価されている。
デザイナーズエッジは、空間設計デザイナーやデザイン業界を志す学生が集まり、互いに刺激を与え合いながら成長を目指すクリエイティブコミュニティである。「広がる視野・高まる視座・変わる視点」をコンセプトに、デザイン業界の第一線で活躍するゲストを迎え、講演や交流を通じてリアルな経験や知見を共有する場として好評を得ている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000130.000031121.html