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全盲の日本人ヨットマンが世界初の挑戦へ!単独無寄港太平洋横断プロジェクト「HIRO's CHOICE」始動

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報道発表
プレスリリースより

神奈川県藤沢市のランナーズ・ウェルネスは、全盲の日本人ヨットマン・岩本光弘氏による単独無寄港太平洋横断プロジェクト「HIRO's CHOICE」を始動した。1月28日には、岩本氏が在住するアメリカ・サンディエゴにて記者会見が開催され、現地メディアが多数参加する中、世界初となる挑戦の詳細が明らかになった。

岩本氏は1月22日にスイスで開催された「ダボス会議」にて、「Sailing Through Barriers」というテーマでスピーチを行った。その中で「自分に何ができるかを証明するためではなく、何が可能なのかを探るためにこの航海に挑む」と語り、限界は他人が決めるものではなく、選択によって超えていくものだと力強く訴えた。

サンディエゴでの会見では、「見えないのに、どうやって?」という疑問に対し、岩本氏は「このプロジェクトは、単なる挑戦ではない。技術によって、"できる""できない"の境界線を引き直すプロジェクトだ」と説明。重要なのは「見えているかどうか」ではなく、状況を継続的に把握し「判断できているかどうか」であると強調した。

この航海を可能にするのは、最先端のテクノロジーである。船内の航海機器やセンサーはすべてWi-Fiネットワークで統合され、岩本氏のiPhoneに搭載されたアプリケーション「Leena」に話しかけることで、必要な情報が音声で返される仕組みだ。従来のディスプレイを前提とした航海システムを根本から再設計し、すべての情報を「音」で受け取れる構造を実現した。スターリンクによる24時間接続、高感度サーマルカメラ、太陽光パネルなど、最新技術の組み合わせが夢を現実のものにしている。

本プロジェクトでは、岩本氏が28フィートの小型ヨット「Bristol Channel Cutter」を単独で操縦し、2027年春にサンディエゴから熊本県天草まで単独無寄港太平洋横断を目指す。航海の様子は24時間、世界に向けて配信される予定だ。岩本氏は「この挑戦の目的は、単に太平洋を横断することではない。私が本当に伝えたいのは、次の世代へのメッセージだ」と語り、無事帰港後には日本各地を航海し、子どもたちに体験を伝えていく計画を明かした。

現在、プロジェクトを母体とする一般社団法人The HIRO's Choice Dream Fundの設立準備が進められており、2026年2月頃から正式に寄付受付を開始する予定である。支援金は航海の安全対策、子どもたちへの教育活動、世界への発信活動、未来の挑戦者を応援する基金として活用される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000158930.html