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芥川賞発表!鳥山まこと『時の家』ら2作品が受賞、『文藝春秋』3月特別号発売

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報道発表
『文藝春秋』3月特別号(プレスリリースより)

第174回芥川賞、1年ぶりに受賞作が決定

株式会社文藝春秋は、2026年2月10日に『文藝春秋』3月特別号を発売する。今号の最大の注目は、第174回芥川賞の発表である。前回の選考で「該当作なし」となってから1年ぶりに、複数の受賞作が選ばれることになった。

受賞作は2作品、いずれも1992年生まれの新進気鋭

受賞したのは鳥山まことの「時の家」と畠山丑雄の「叫び」である。鳥山作は、職人が丹精込めて建てた住宅の解体直前に、そこで暮らした三代の住人がよみがえるという企みに満ちた作品だ。一方、畠山作は、2025年と1940年という万博があった二つの時代を行き来する、おかしな男のドタバタ的悲喜劇となっている。受賞者は両名ともに1992年生まれで関西出身という、新しい才能の誕生を象徴している。

高市首相の経済政策を専門家が忖度なく提言

『文藝春秋』3月特別号には、経済政策に関する貴重な特集も掲載される。総選挙では、年明け以来の高市発言に危機感が高まり、消費減税の是非が大きな問題として浮上した。そこで河野龍太郎、松尾豊、伊藤由希子、唐鎌大輔といった第一線の専門家を集めた「忖度なき提言 高市首相の経済政策」という座談会を組んでいる。インフレ、消費減税、金利上昇など、この先の待ち構える危機について、文字通り忖度なしの提言が展開される。

トランプ新政権と日本の戦略を直視する特集

国際情勢についても深掘りした特集が組まれている。「特集 秩序破壊の世界を直視せよ」では、冨田浩司、坂口安紀、山下裕貴、峯村健司による「緊急座談会 暴君トランプの新帝国主義」が掲載される。また「日米同盟動揺の最悪も想定せよ」では、垂秀夫による日本に戦略的思考があるかについての考察も収録されている。

司馬遼太郎没後30年、AI時代に響く言葉

さらに本号では司馬遼太郎にフォーカスした特集も企画されている。磯田道史が「AI時代に読むべき司馬遼太郎」を執筆し、磯田が選んだ珠玉の三篇として「孫文と日本」「戦国の心」「秀吉」が掲載される。現代に通じる示唆に富んだ内容となっている。

『文藝春秋』3月特別号の発売情報

発売日は2026年2月10日。定価は1,650円(税込)である。編集長の鈴木康介のコメントでは、今回の複数受賞を「力作ぞろい」と評しており、新しい才能の登場に期待が寄せられている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000898.000043732.html