Uber Eats が圧倒的1位。フードデリバリー利用者の実態調査


フードデリバリー利用者は30代が最多、夕食需要が圧倒的
株式会社イードが「LiPro(食事宅配)」において実施したアンケート調査により、フードデリバリーの利用状況が明らかになった。調査は2026年1月21日~2026年2月3日に、フードデリバリーを利用したことがある200人を対象に実施されている。
利用者の年代は30代が約38%で最多となり、40代が約32%で続く。働き盛りで子育て世代でもある30~40代が中心となっており、昼間の忙しさや疲労がフードデリバリー利用を後押ししていると考えられる。また利用者の性別は女性と男性でほぼ同比率となっており、男女問わず浸透していることが分かる。
居住エリアは都市部が最多で約4割を占め、次いで郊外、地方の順となっている。フードデリバリー各社は郊外や地方への積極的なサービス拡大を進めており、対象エリアは年々拡大中である。
利用頻度は月数回が大半、利用時間帯は夕食が圧倒的
利用頻度で最も多いのは「月に数回」で、「月に数回以下」と合わせて約9割に上る。日常的に利用する人は少なく、フードデリバリーはあくまで選択肢の一つとして位置付けられている。一方、「週1~2回」「週3~4回」と頻度が高い人の半数は都市部に住んでおり、立地による利便性の差が明確である。
利用時間帯は「夕食」が約7割を占め、「昼食」の3倍近い回答数となっている。仕事終了後の疲労や調理時間の確保が難しい状況下で、外出をせずに食事を調達できるフードデリバリーの需要が高まっていると言える。
注文単価は2000円以下が最多、Uber Eatsが半数以上を占める
一人あたりの注文単価は「~2000円」が最多で、200人中68人がこの価格帯を選択している。配達料やサービス料の負担を考えると、利用者は一定程度の予算を確保して注文する傾向にあるようだ。フードデリバリー全体では実店舗と比べて価格が高くなっているのが実情である。
よく利用するサービスで最も選ばれたのは「Uber Eats(ウーバーイーツ)」で、200人中109人の半数以上が選択している。全国47都道府県でサービスを展開し、加盟店数が非常に多いことが強みである。Uber Eatsを利用する理由では「知名度が高い」が43%で最多となり、幅広い世代に認知されていることが人気の源泉となっている。
ファストフードが約4割で最人気、外出が面倒な時に利用
よく注文するジャンルは「ファストフード」が約38%で全体の約4割を占める。気軽に注文でき、店舗数が多く、一般飲食店と比べて値段が安めにおさえられていることが選ばれやすい理由となっている。
フードデリバリーを利用する場面では「外出が面倒なとき」「料理をしたくないとき」があわせて全体の約6割を占める。続いてお得なクーポンやキャンペーンがあるときに利用する人が多く、自分へのごほうびとして活用する層も存在している。
メリットは時間と手間の短縮、デメリットは価格と配達品質
利用者が挙げるメリットには、外出をしなくて済む点や、店の出来立て料理を家で食べられること、新しいお店を知る機会が得られることが挙げられている。在宅ワーク時に調理時間を節約できる点や、体調不良時に手軽に食事を調達できる利便性も高く評価されている。
一方デメリットとしては、配達料やサービス料による価格上昇が最多である。店で食べるより価格が高いこと、最低注文金額の設定、配達時間の長さ、料理が冷めてしまうことなどが課題として挙げられている。汁物や麺類など配達に不向きな料理の選びにくさも指摘されており、配達員の対応品質や配達エリアの制限も改善が求められる点となっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000502.000004642.html